3月の誕生石【アクアマリン】【珊瑚】
3月の誕生石、日本の場合はアクアマリンと珊瑚です。
“日本の場合”というのは国によって違うこともあるからです。
私の知る限りでは珊瑚が3月の誕生石とされているのは日本だけで、梅や桃、桜の花の色のイメージから決められたのかもしれません。
▼白いお花と珊瑚のブローチ3500円
基本的には珊瑚やパールは扱っていませんが、パーツ屋さんで買った福袋に入っていました。
福袋って、自分の好みでないものや、扱ったことの無いものも入っているので新しい挑戦をしたい時にはいいなと思うのですが。
なので完全一点ものです。色違いもありません。
▼天然石のマクラメ編みピアス・イヤリング【ダリア】ネイビー系・アクアマリン 3130円
http://www.akorld.jp/item/pss20170828_copy/
ネイビー系のマクラメ編みと合わせれば明るさのコントラストが美しく、カジュアルな中にも知的でクールな印象になります。
マクラメ編みは素材はポリエステルですから大きくても軽くい仕上がりです。
▼天然石のマクラメ編みブローチ【ゴシック調】ライトグレー系・アクアマリン 3540円
名前や見た目の色から水を連想させるアクアマリンは、明るい色との組み合わせは爽やかな印象になりますね。
涼しげな印象のアクアマリン。
水色は人の心を冷静に、落ち着かせる効果があります。
アクアマリンにも心を落ち着かせて親しい人とのコミュニケーションを円滑にするという謂れがあります。
仲違いをしている時には仲直りのきっかけを作ってくれるとか。
そんな言い伝えからか、アクアマリンは幸せな結婚を意味するとも言われています。
また、海を思わせるアクアマリン、人魚の涙が宝石になったものという伝説もあります。
そうそう、月の女神、ディアナの石とされているそうです。
アクアマリンはろうそくの光で輝きを増すそうです。
現代は人工の光で深夜でも明るいですが、電気がなかった頃は、夜の社交界では人気があり、マリーアントワネット好んだそうです。
夜に輝きを増すことから、人生に迷った時に希望の光をもたらすとも言われています。
誕生石は宝石商が考えたキャンペーンが始まりと言われていますが、
自分の生まれ月や、記念になる出来事が起こった月の誕生石に思いを馳せたり願いを込めて見るのもいいかなと思います。
大人ピンクのマクラメ編みアクセサリー
結局ね、皆さん、ピンク色は好きですよね?
淡い桜色だったり、サイケなショッキングピンクだったり、深みのあるモーブ系だったり色々とありますが。
配色もピンクだけでまとめたものや、
近いニュアンスの、例えばライトブラウンやアイボリーと組み合わせた上品なものとか、
明るい反対色、例えば水色やミントグリーンと組み合わせたファンタジックなものだったり、
黒やネイビーといった濃い色とのコントラストの効いた組み合わせだったり、
まあ、色々ありますけども。
常にピンクを取り入れている方もいますが、そうでない方も一度は挑戦したいですよね?
男性も好きですよね、ピンクを纏っている、身につけている女性。
だけど、ハードルが高い人にはてっぺんが見えないくらい高いんですよね、ピンクって。
で、色数も豊かなマクラメ編みですよ。
私の得意な配色です。
この際、男性の好みは気にしないで、大人の女性が好きだと思えるピンクを作って見ました。
まずはブレスレットです。
マクラメ編みって、作品にもよるとは思いますが、私の場合は透かし模様のあるものが多いので、肌の色との馴染みもいいんです。
付けてみると意外としっくり来やすいんです。
天然石も一つ一つ個性があって、愛着がわきます。
マクラメ編み自体はポリエステル100%なので丈夫だし、金属アレルギーに限って言えば安心ですね。
あと、店頭やネット通販で初めてお買い上げいただいたお客様からよく言われるのが、「思ったよりしっかりしている」というお言葉です。
そうなんです。固いんです。かなりしっかり編んでいるので。
固いといっても金属ではないので曲がりもしますし、ハサミやカッターで切れてしまいますが。
その分、優しい固さです。そして、使っているうちに柔らかくなります。
だけどしっかり編まれているので形は変わりません。
安心の柔らかさです。
優しくて安心のマクラメ編みアクセサリー。
大人の女性におすすめです。
好きな色や天然石が選べるセミオーダーも受け付けています!
マイ・カラーコーディネート、見つけて見ませんか。
天然石のマクラメ編みピアス・イヤリング【菊花紋】
【菊花紋】シリーズのピアス・イヤリングです。
まずは5色展開。ペンダントトップとお揃いです。
▼天然石のマクラメ編みピアス・イヤリング【菊花紋】シャトルーズ系・プレナイト3500円
アンティックでエキゾチックなシャトルーズ系。天然石はプレナイトです。
▼天然石のマクラメ編みピアス・イヤリング【菊花紋】グリーン系・ゴールデンタイガーアイ3500円
深い緑と華やかなゴールドの組み合わせは、中近東のアラビアンナイトを思い起こすような配色ですね。
▼天然石のマクラメ編みピアス・イヤリング【菊花紋】パープル系・アメジスト3500円
優しい色合いのパープルは明るくて華やか。淡い色のスタイルと馴染みが良さそうです。
▼天然石のマクラメ編みピアス・イヤリング【菊花紋】ライトグレー系・ブルータイガーアイ3500円
シックな色合いは様々なシーンやスタイルに合わせられて重宝します。
▼天然石のマクラメ編みピアス・イヤリング【菊花紋】ブラック系・アパタイト3500円
個性を強く印象付けたいならやっぱり黒がおすすめです。
菊の花の紋様がデザインモチーフの【菊花紋】シリーズ。
花全体というより、花びらを意識しました。
花びらは全体に内に向かってカーブしていますが、そのカーブは外側は大きく、内側は小さく細かいです。
このカーブのコントラストをデザインに取り入れました。
気に入ってるデザインだし、自分用も作ろうかな。
劇団フレデリック第二回公演「輪廻転生」舞台衣裳
舞台衣裳を担当しました。
劇団フレデリック第二回公演「輪廻転生」2018,03,03
どう生きるか、みたいな事がテーマの作品でした。
輪廻転生、というのは仏教用語だったと思います。
全編を通して仏教思想がベースにはなっているのだけれど、他の宗教の考え方も取り入れられてたりします。
決して何かの宗教を薦めているわけではなくて、
宗教の考え方を通して生きるってどういう事なのかという問いかけをされる感じ。
時代や地域が設定されていないファンタジーの世界。
最初に台本を読んですぐに好きだと思いました。
衣裳はシンプルな作業着をベースに、一幕、二幕、三幕と徐々に色味や装飾を増やしていくというもの。
「無」から始まって、役割や個性が加わっていく感じ。
そして再び「無」になるのだけれど、元に戻るのではなくて。
役名は数字だったのだけれど、それぞれをあらわすために名札をつけました。
特に二幕で使った名札は、気に入っています。
出演者6名が2チームに分かれて対立しているという設定で、
今を見つめるその日暮らしの「狩りチーム」と、先の効率を考えて蓄える「農耕チーム」。
ロゴも考えました。
1ヶ月という短い製作期間。実質2、3週間でしたが、できる限りのことはやったという達成感と同時に、「私、もっとできる!」という悔しさと自信みたいなものも感じました。
シンプルとはいえ9人分の作業着を作るのは大変でした。
他の仕事の都合もあったのでこれの為に5時起きの日々が続きました。
5時起きなんて大したことないのは分かってはいますが、
3、4時間の睡眠で5時に起きるなんて、しかもそれが10日間ほど続くなんて、
最近はゆるい生活をしていた私にはキツイことでした。
毎朝電話で起こしてくれた人がいた事は秘密です。ホント、助かりました。ありがとう。
そしてロクに稽古にも行けなかったものだからどんな形になっていくのか分からずで。
どんな色をつけてどんな装飾をするのか、演出をはじめ舞監や役者の皆さんのご意見をいただいたり、前日ギリギリまで一緒に考えてくれたり。
もう感謝しかありません。
普段は一人で仕事をしています。こういうチームプレーは久しぶりでとても楽しかったし、人にお願いする事で自分の感性が広がっていくのが実感できました。
アクセサリーや雑貨を作って販売するという仕事は、売れるところまでしか見る事ができないんです。
以前に買ってくれた方が再びお買い物してくれたり、知り合いの紹介で来ましたなんていう人がいたりすると、気に入って下さったんだなと思えたりはしますがそれは間接的で、
どのように使ってもらっているのかまでは分からないものです。
だけど、こういう舞台のお仕事は自分の作ったものがどう見えるのかがすぐにわかるわけです。
その分、自分の作ったものや仕事に対して悔しさや達成感などの強い感情が持てたりします。
ホント、いい経験が出来ました。
キツかったけど、その分、、、いや、それ以上に得られたものは大きかったです。
だから、またやりたい!て思える。
皆さん、ありがとうございました。
これからも宜しくお願いします。
天然石のマクラメ編みペンダントトップ【菊花紋】
新作ペンダントトップが出来ました。
▼天然石のマクラメ編みペンダントトップ【菊花紋】(3200円〜)
タイトルの「菊花紋」は菊の花の紋様(菊花紋章)の事で、
日常生活の中で見かけた菊花紋章がちょっと気になって。
昔からこういう何かを図案化したものが好きだというのもあるんですが。
で、日常生活の中で見かけた菊花紋章というのがコレ。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
兵庫県内を走る私鉄電車のシートです。
友人とお酒を呑んでいて移動途中で見つけました。
で、何で菊の紋様なんだろうという話になって。
「姫路まで行く電車だし、姫路城にまつわる怪談話、播州皿屋敷のお菊さんなんじゃないの⁈」
「丸だけのはお皿だよ!」
「直線も横から見たお皿だ!」
「お皿が足りないって嘆くお菊さんにたくさんのお皿を持って行こうって事だ!」
「でも、それでもまだ足りない、、、て言われたらどうしよう、、、」
ただの酔っ払いの妄想ですね。
そんな馬鹿話や綺麗なテキスタイルの印象からインスピレーションを受けて、
この菊花紋章を作品にしたいなと思って作ったわけです。
▼天然石のマクラメ編みペンダントトップ【菊花紋】ライトグレー系・ブルータイガーアイ(3200円)
私、以前は舞台衣装などの服を作ったり、チャイナドレスの企画デザインをしたりしていたのですが、
デザインや製作する時には、まず、コンセプトやテーマがあって、そこからデザインを考えて絵をかいて、その後、そのデザインをどう具現化するか、という手法でした。
通常はそうだと思います。
行き当たりばったりでデザインも製作もしないと思います。
でも、アクセサリーを作るようになってからは逆で、
何となくのイメージはあるのだけれど、とにかく形を作ってみる、作りながら着地点を探る、という順番になっていました。
このやり方は服を作っていた時にはやらなかったというより、出来なかったんです。
服って、大きいから。
行き当たりばったりで、その時の感覚で創り上げていく、というのに憧れていました。
服の大きさは本当は関係ないのかもしれないけれど、どうすればいいのか分からなくて。
ボディを使ってドレーピングというのもうまくいかないし、やっぱりデザインの土台になるコンセプトがしっかりしてないといけないのかな、、、とも思います。
アクセサリーはほとんどが行き当たりばったりなので、タイトルもほぼ後付けです。
だけど、今回は「菊花紋章をアクセサリーにしたい」という明確な動機がありました。
それも、アールヌーボーのイメージで、クラシックなヨーロッパの文化との融合を目指して。
私、幾何学模様は得意なんですが、アールヌーボーのような様式は苦手だけど憧れがあって、挑戦でした。
というわけで、完成したのが今回のペンダントトップです。
配色もアールヌーボーを意識して、近い色を組み合わせるカマイユ配色を取り入れました。
▼天然石のマクラメ編みペンダントトップ【菊花紋】パープル系・アメジスト(3200円)
▼天然石のマクラメ編みペンダントトップ【菊花紋】シャトルーズ系・プレナイト(3200円)
もちろん、黒やエキゾチック系配色も作りましたが。
▼天然石のマクラメ編みペンダントトップ【菊花紋】ブラック系・アパタイト(3320円)
▼天然石のマクラメ編みペンダントトップ【菊花紋】グリーン系・ゴールデンタイガーアイ(3200円)
HPで販売していますので詳しくはこちらから。
ネックレス紐は別売りになりますが、好きな色を選べます。
カラーバリエーションが豊富!マクラメ編みネックレス紐【つる】
あと、レターポットやっています。
もし、レターポットやっている方で、この作品いいなと思ってもらえたら、コレでイイねとか貰えるととても嬉しいです。
その他お問い合わせなどはこちらから。
ときめくブローチ〜オススメは緑〜
ブローチを作りました。
天然石のマクラメ編みブローチ【ゴシック調】 3400円〜(天然石によって価格が変わります)
マクラメ編み部分の色や、使用する天然石が好みで選べるセミオーダーも受け付けていますが、既製品もおすすめです。
▼天然石のマクラメ編みブローチ【ゴシック調】ブラウン系・ストロベリークォーツ(3400円)
ピンクのストロベリークォーツとブラウンの相性は可愛らしいだけではなくて、華やかさもあります。
▼天然石のマクラメ編みブローチ【ゴシック調】ネイビー系・水晶(3420円)
知的でクールな印象のネイビーは、水晶と組み合わせました。
▼天然石のマクラメ編みブローチ【ゴシック調】ブラック系・アベンチュリン(3430円)
今回、私の一番のオススメはコレ。
黒に鮮やかな緑のアベンチュリンを組み合わせ、ゴールドで華やかさをプラスしました。
オリエンタルな印象も強い、魅惑的な配色です。
特にこのアベンチュリンはキラキラと輝く内包物を含んでいるので、黒色との相性もよくラグジュアリー感があります。
~アベンチュリン~
森林を思わせる色で、穏やかな癒しのパワーを持ち、他の石ともなじみやすいと言われています。地球的なエネルギーで、心身やオーラに溜まったエネルギーの汚れをきれいにしてくれるでしょう。
心と体の両方の疲労回復を助けてくれ、自律神経を整えて健康の維持と促進を促してくれるとされています。
インドで多く産出されるため、インド翡翠とも呼ばれています。
この緑色、なんとも不思議な色です。
草や葉っぱなど植物の印象が強くて、自然の恵みを思わせる緑。
成長する植物の鮮やかな緑、再生の意味を込められたりもします。
暖色でも寒色でもない穏やかな色。
特に日本文化では人に優しい印象しかないのでは?
だけど、海外では違います。
勿論植物の印象もありますが、ヨーロッパでは毒薬の色であることから不吉な色、悪魔の色とされていました。
自然の恵みとして再生のイメージ、毒薬の不吉な印象、寒暖どちらでもない中性。
二つの相反する意味と不安定な要素。
その先に起こる未来のことを象徴するように、ルーレットなどの賭け事のテーブルや、会議室にこの緑は使われてきました。
なんだか怪しげな色ですね(笑)
だけど、緑好きの方、多いですね。
一般的にはヒットしないと言われている緑色ですが、いろんな魅力が詰まっていて、配色方法も様々です。
好きな緑が見つからない方、是非aKorld〜アカールド〜のセミオーダーをご利用ください。
酔いに強いアメジストのご紹介
紫色の美しい石で私もとても好きな石です。
▼アメジストのマクラメ編みペンダントトップ【妖精の水瓶】3800円
http://www.akorld.jp/item/pndnttp_ysnmzgm_amthyst/
「紫」と言ってもいくつか種類があります。
深い色合いの紫の他に、淡い色合いの「ラベンダーアメジスト」と呼ばれるものもあります。
優しい印象で、華やかさと穏やかさが共存するように思います。
▼天然石のマクラメ編みブレスレット【ゴシック調】ライトブラウン・アメジスト 7890円
http://www.akorld.jp/item/a001/
それから白いライン(女性が肩に掛けるケープのような)の入った「ケープアメジスト」。
模様の出方が個性的で唯一無二の石に出会えます。エスニックな印象もあるでしょうか。
▼天然石のマクラメ編みヘアピン【ゴシック調】パープル系・アメジスト 3400円
http://www.akorld.jp/item/hrpn_gthc/
天然石は古くから神事や祭り事、願い事に使われて人々から親しまれてきました。
私はこのアメジスト特にヨーロッパで広く愛された石なのかなと思っています。
というのもギリシャ神話にアメジストにまつわるお話が残っているからです。
酒に酔ったディオニソス(葡萄酒の神)が、今から最初に出会った者に猛獣ピューマを襲わせようとしました。そこへアルテミス(月の女神)に使える女官が通りかかったためにピューマに襲われそうになりました。しかしそれをいち早く察知したアルテミスはその女官を硬い純白の水晶に変える事で守ったのです。
その後酔いから覚めたディオニソスは、大変なことをしてしまったと後悔し反省した気持ちから、その純白の水晶に葡萄酒を注ぎました。すると水晶は透き通った紫色の美しい宝石になりました。
紫色の美しい宝石は、その時の女官の名前「アメジスト」と名付けられました。
なんとも理不尽なお話です。‘神様って自分勝手よね〜’なんて、当時の人々は思っていたのでしょうか。
そんなお酒にまつわる神話から、アメジストを身につけていると悪酔しない、
とか、
お酒に限らず冷静になれるというような意味合いでしょうか、恋に溺れない、とか、熱しすぎた情念を冷ます、などと言われています。
色彩の面から見ても紫色は暖色でも寒色でもない中性色で、落ち着きを与えてくれる色だとも言えます。
熱くなった心を冷ましてくれたり、不安定に揺れる心を落ち着けてくれたり。
そのせいでしょうか、アメジストは癒しの石とも言われています。
そんなアメジスト、2月の誕生石とされています。
誕生石は宝石商が始めたキャンペーンのようなものですから、月によっては統一されていない事もあります。誕生石は国や地域ごとに決められており、その国の環境や習慣、文化を反映しているからです。
ですが、2月は殆どの国がアメジストなのです。
きっと地球規模で親しまれやすい石なんですね。